平成8年ヒストリーツアーのため来日
(キャピトル東急ロビー)
平成8年12月19日有楽町マリオンにて
GHOSTS試写会
テーマパーク建設記者会見 緊急来日レポート
平成10年7月23日(木)〜28日(火)

【マイケル緊急来日?】

7月23日の木曜日に清瀬市の現場下見のため車で関越高速を移動中に、ロンドンツアー仲間の千葉のSさんから「吉川さん! 大変な事になってるね」と携帯に電話が入る。何の事か分か らなかったので車を止めて良く聞くと、今朝の新聞やニュースであさっての土曜日にマイケルの来日(!)を伝えていると言う。何でも5月の新聞に掲載された横浜へのテーマパーク建設の件で記者会見を日本でするのだそうだ。

早速M.J仲間に連絡をまわしてから再び移動を始めるが、私はちょうどこの週末の土日に自己啓発セミナーの受講を申し込んであったので、どうしようかと考えながら現場へ車を進める。

7月24日は午後3時から組合青年部の役員会が川越であり、早く終わらせたかったのに議事と雑談が一緒になってなかなか終わらずイライラしながら打ち合わせをしていたが、役員会の最中にもすでに成田やホテルへ出迎えに行っている仲間から情報が携帯に入って来る。また役員会が終わってからこの間申し込んだセミナーの延期の連絡を入れる。(担当のIさん、急にキャンセルしてすみません!)

【キャピトル東急】

連絡が終わってから急いでマイケルが宿泊するホテル「キャピトル東急」へ車で向かう。ホテルへ着くとすでに顔見知りのファン仲間や新しい顔ぶれがマイケルの部屋の見える位置の路上にたむろしていた。しかし、今回は記者会見と言う緊急での来日と言う事もあってかワールドツアー中の時よりはファンの姿が少なかった。

ホテル地下の駐車場へ車を回そうとしたら、いつもの路地が工事で通行止めとなっていたので、迂回して反対側から駐車場へ進んで行ったら入り口前には何台ものテレビカメラが構えていて、その前を通って駐車場に入れたら間違って関係者用の方へ入れてしまったので中でUターンして出ようとすると、さっきのカメラから私の車に照明が当たる! マイケルのお出かけと勘違いした ようですぐに照明は消えたが、ここにマイケルが来ているんだと言う緊張感が高まる。


すぐに車を来客用駐車場へ向けるが満車で入れられず、仕方なく近くの別のホテルのパーキングへ車を入れ、タクシーでキャピトルへ向かう。ここでT君やK君やH君達とも出会い外にいるファン達と話して見ると、マイケルはまだ部屋の中にいてだいぶ前に窓から顔を出してお手振りをしてしまったらしい。しかし、しばらく外で待っていると再び10階の窓が開きマイケルの姿が見えた!

私達も声援を送っていたら何度かファンに向かってお手振りをしてくれたので、写真も何枚か撮ってみたが薄暗くなっていたので写るかどうか心配だったが、時間も遅くなってきたのでその日はもう帰る事にした。
(この後ホテル前では「これから歴史が始まります」の肉声のアナウンス後、H君の路上パフォーマンスが深夜に始まったらしい)

【パーティー出席?】

たしかこの日の夜だったと思うがファン仲間の子から「吉川さんは月曜日はどうするの」と電話が入った。私は当然仕事があるので「たぶん行けないと思う」と言うが、なんと27日の記者会見の後、都内某ホテルでマイケルも出席する関係者だけのパーティーが有り、そこに入れるチケットを取ったと言う。あまりにもおいしい話にすぐには信じられなかったが、夕方からパーティーは始まると聞き何とか仕事を早めに切り上げて仲間に入れて貰うことになった。

【キャピトル東急】

翌25日の土曜日はT君やK君と朝10時に約束していたので、昨日の疲れで朝起きるのが大変だったが家を8時に出て電車でキャピへ向かい10時頃にキャピへ到着する。まだT君達の姿も見えないので外からマイケルの部屋を見上げていたら、他に外には赤いハートの上にメッセージいりのきれいな垂れ幕を作ってきている子もいたので垂れ幕の写真を撮らせて貰ったりしながら待っていた。

 しばらくしてK君がキャピに着くが、10時もだいぶ過ぎたのにT君が現れないので彼の家へ電話をするとお父さんが出て、「ゆうべ遅かったようなのでまだ寝ています」と言う(!)これではすぐには来られそうにない。しばらく外にいるとここで突然物凄い話がもう一つ舞い込んできたが、詳しく書く事が出来ないのが残念だ。

ロビーの前で、一昨年プラハでのヒストリーツアー(ファン仲間6名でワールドツアーのオープニングを見にチェコまで行った)出発まえにTDLのキャプテンEO前で出会ったYちゃんもきていて、久しぶりに会って話をする。来日の情報を連絡しておいたので出てきた様だ。外を見ると黒塗りのロールスロイスのリムジンやシボレーのバンが止まっていたので、これでマイケルはお出かけらしい。




その後ロビーの中でマイケルのお出かけをまっていると、白い着物に白い帽子をかぶった男が子供を連れてロビーに入ってきてエレベーターで上がって行き、しばらくたってから降りてきて(今回の来日関係者か?)再びロビーを通って出ていった。

間もなくT君もキャピに到着し、K君達とマイケルお出かけの撮影ポイントを正面玄関からリムジンへ乗るまでの間に場所取りをして待っていると、だんだんホテルのスタッフに動きが出てきてロビー内もエレベーターから玄関までの間に通路をあけてファンが集まってきた。

 やがてロールスのリムジンが玄関前に横付けされ、なにやら無線で連絡を取り合っていたと思ったら、ロビーからスタッフが慌てて出てきて「バンだそうです!」と外部のスタッフに伝えると、急いでロールスを引っ込めてシボレーのバンが横付けされたので、カメラを構えてマイケルを待つ。(きっとマイケルが「僕はバンの方がいい!」とか急に言い出したんだろう)やがて本当のカメラマン達も私たちの並びに場所を取り、カメラのチェックを始めた。

 少しの間そこで待っていると、やがてロビーの中から歓声が沸き上がったのでカメラを構えて準備していると、いつもの黒ズボンに上は黒のシャツ(右腕には赤の腕章と襟と肩章には白のライン入り)に帽子と黒マスク姿でマイケルの登場だ! 玄
関からバンに乗るまでほんの数秒で、やっと1枚写真も撮れた。

 バンに乗ってもすぐには車が動き出さなかったので、スモークのガラス越しにかすかにピースサインをしてくれているマイケルに声援を送ったり写真を撮ったりしていたら、「見えなーい!」とか後ろから声が聞こえてきた。ロビー内にいたファン達はスタッフにホテルから出られないように出口でブロックされていて、私たちがバンの前にいたため邪魔だったらしい。(すみません!)

 バンが走り去ると中のファンもブロックが解除され一斉にタクシーに乗ったりして追っかけが始まった。私も追っかけではないが(?)T君やK君ととりあえず電車でマイケルが向かっている(と思われる)後楽園のキックボクシング会場へ行ってみるが、ここは全然マイケルが来るという雰囲気ではなく他にファンの姿も見えないのでしばらく様子を見ていたら、顔見知りのファンが何人か現れたので彼女たちにも聞いてみるがどこへ行ったのかつかんでいないようだった。



 後楽園でマイケルを見失ってしまったので3人でどこか座って休憩しようと言うことで近くのファーストフードのお店に入り、軽く飲んだり食べたりしながら話をしていた。しばらく雑談をしていたが、さっきの物凄い話の件で早くキャピへ戻って準備をしなければならなかったが、T君やK君にまだその事も言えないし時間を気にしながら話をしていたら二人はもう帰るというので、私はキャピに友達がいるからとお店で別れて1人でタクシーでキャピへ向かう。(もう疲れて電車に乗る元気が無かった)

 ホテルへ着いてさっきの物凄い話の準備をして待っていたが、時間になっても連絡が来ず結局ドタキャンになってしまった。(残念!) 仕方なく今日はもう家へ帰ることにする。

【再びキャピトル東急へ】

 26日の日曜日は昨日までの疲れがたまっていたので昼頃までゆっくり家で寝ていて、午後から電車で再びキャピへ行ってみる。昨日のファン仲間達と少し話をしてみるとマイケルはまだ部屋にいて、これからお出かけするらしいのでロビーの中で待っていると夕方になってマイケルのスタッフがエレベーターでロビーへ降りてきて「今日はもうマイケルは出かけません」と言う。

 ホテルのスタッフも「他のお客さんに迷惑がかかりますのでロビーを出て下さい」とか言っているので本当に今日はもう出かけそうにないので明日は仕事もあるので夕方家へ帰る。(結局この日は出かけなかったらしい)

【会社〜オークラへ】

 27日の月曜日は仕事があったので(当然!)午前中しっかり仕事をしてから午後は役所立ち会いで製品検査が入っていたので、書類やカメラに黒板.おしぼりなどの検査の準備をしてから部長にお願いして昼で早退する。急いで昼食を取ってからスーツに着替え車で会場のホテルオークラへ向かう。本当はグラミーの時に作ったタキシード来て行きたかったが会場の様子も全然解らず、今回の話がまだ完全に信じられずにどうしようかと迷っていたが、結局スーツで出かけてしまった。

 3時頃オークラへ着くがまだホテルの回りは静かで、車を駐車場に回しているとパーティーの音響関係のスタッフが機材を搬入している所が見えた。車を置いてロビーに入ると今回のチケットを回してくれた仲間の子がもう来ていて一緒に会場の「平安の間」へ行ってみるが、まだ会場設営準備中で受け付けも始まっていないので5時半の受付開始を近くで待つ間、受付脇にあった「空手オリンピック推進委員会発足記念パーティー」の案内看板脇で、仲間の女の子達と記念写真を撮って開場を待つ。(しかし、なんでこんな団体にマイケルが関係してるの?)

【パーティー会場へ】

 しばらくするとマイケルも到着したのか追っかけファン達の姿も現れ、顔見知りの人たちも大勢いたので普段着る事の無いスーツ姿でいる私を見つけて声を掛けられ、会場に入れる事を黙っていなければならないのがつらかった。開場時間もせまって来たのでメンバー10人と受付をして会場へ向かうと、通路から会場へ入る私達を見ている他のファン達の「エーッ! どうして吉川さん達は中
に入れるの?」と言う声が聞こえてきそうで、目を向けられなかった。

中に入ると結婚式の披露宴会場の様な丸テーブルに11人掛けで、ステージは(と言っても小学校の教壇位の高さしかないが)長手方向に作られていてディナーショー形式で(と言ってもマイケルが歌う訳では無く、正面の看板によるとレゲエのジョー山中のショーとなっていた)並べられた丸テーブルは前後に5列.左右に11列の合計55テーブルで約600人が入れる作りで、私たちのテーブルは殆どステージ中央の4列目なのでもしあのステージにマイケルが立ってスピーチとかしたら最高の席だ!

 仲間の子が会場スタッフにマイケルの席を聞きに行ったら、ステージに向かって右端の前から2列目位の位置で、私たちの座るテーブルと何ら変わりは無い! 少し落ち着いてから会場の様子を見ると、正
面のステージ後ろの壁には「空手オリンピック推進委員会発足記念パーティー」「ジョー・山中ショー」「特別ゲスト マイケル・ジャクソン」と書かれ、協賛会社の名も何社も書いてあったがM.J.J.株式会社の他は聞いたことも無いような会社ばかりだった。(関係者のEさん、すみません!)

 6時をすぎた頃パーティーも始まり、この間キャピへ来た白い着物に白い帽子の空手家らしい人のダミ声の挨拶で始まり、ちょっとマイケルが出席するようなパーティーと言う雰囲気がしなかった。(私の好みでも無かったが)

【マイケル到着】

 しかし開演すると間もなく「マイケル・ジャクソンさんが到着されました」とアナウンスがあり、右端の入り口を見るとカメラの照明を当てられながらこちらに向かって入ってくる! 私たちも手を振ったり声援を
送っていると、自分のテーブルに着いたマイケルが私たちを見つけてくれ手を振って「おいでおいで」をしてくれている!


  私たちも回りは関係者ばかりなので遠慮しながら席を立たずに声援を送っていたのだが、マイケル本人が「おいでおいで」をしてくれているのでそれならと席を立ってマイケルの所へ走って行く。メンバーの何人かは2ショットで写真を撮らせて貰ったりサインを貰ったりしていたが、すぐにアナウンスで「元の席に戻って席を立たないで下さい!」と言われてしまったのでテーブルへ戻る。





今日のマイケルの服装は、黒のズボンに黒のジャケットで(下にはVネックの下着だけ!)ジャケットの襟は、タキシードのへちま襟みたいなので、左胸にはゴールドの勲章みたいなのがついていた。当然帽子にサングラス(コンサートのオープニングで掛けているようなタイプでミラーでなく黒レンズ)も掛けていたが、席に着いたときには帽子だけで一時的にサングラスもマスクもしていない時があった。

 私たちのテーブルは11人掛けなのに10人しかいないので、仲間と「このチケットを持って外にいるファンに渡してあげれば彼らも入れるのにもったいないよね」と話していたが、少し遅れて関係者がテーブルにやってきて空席は埋まってしまった。

 その後マイケルもステージに呼ばれ、何かの感謝状か何かの贈呈式をしていたが、日本語だけで進行していて通訳がマイケルに付いていないので、いまいち要領を得ずマイケルもなにを受け取っているのか解っていないんじゃ無いかと思った。こんな感じで表彰状みたいのからワッペンみたいなのから2〜3階壇上に引っぱり出され、橋幸夫やセガタ三四郎(?)から受け取っていた。


 この頃には結構関係者も席を立って写真を撮ったりし始めたので、私たちもマイケルがステージへ呼ばれる度に近づいて何枚も写真を撮ったり、「MICHAEL JACKSON」と書かれた帯を降ったり
近くで声援を送ることが出来た。

 さっき遅れてテーブルへ付いた関係者が私たちに興味を持ったらしく話しかけてきてくれたので、名刺交換をしてからこのメンバーがどういう仲間なのかを説明してあげ話をしていたら「吉川さん、僕が撮ってあげますから後ろから回り込んでマイケルの隣に立ったら良いですよ」と言ってくれたので、彼にカメラを預けて遠回りにマイケルに近づき、マイケルのすぐ後ろに立っているボディガードのウエインさんのすぐ脇に立って無理矢理の2ショット写真を撮って貰った。(関係者のKシステムのEさん有り難う御座いました)

【マイケル退席】

 しばらくして「マイケル・ジャクソンさんは体調が良くないのでここで退席されます」とアナウンスが流れる。いつもマイケルは遅れて来てせいぜい5〜6分会場にいてくれればいいとこなのに、30分から1時間近くも席にいてスピーチもほんの数秒だがしてくれ、写真もしっかり撮らせて貰えたので私たちは大満足で、マイケルが出て行くのを見送ってから席に着きコースで出されてくる料理をゆっくり食べ始める。







【ジョー山中 ディナーショー】

 やがてジョー・山中のショーとなり、懐かしい映画「人間の証明」のテーマ曲などの彼のヒット曲を聞く。しかし彼の曲を聴きながら盛り上がっているのは私たちのテーブルだけで、マイケルが来た時には少し騒いで迷惑を掛けたかも知れないが、ディナーショーを盛り上げたのは私達だった。帰りに今回のショーのチケットの手配してくれた子にみんなでお礼を言って席を立ち、会場を出てから今日の感動を胸にしまってそれぞれ別れて家へ帰って行った。

【緊急来日騒動終了】

28日の火曜日は当然朝から仕事なので今日から建て方の上福岡の現場へ朝から出かけ、現場からゼネコンさんに寄った所で携帯が鳴ったので出てみると仲間の子から「これから日テレでマイケルのニュースが流れるよ」と情報が入ったので、私は録画出来ないので仲間の子達に連絡してあげ、後でダビングさせてもらう事にした。

 この日の夕方にはまた仲間から「マイケルは成田から出発してしまった」と情報が入り、今回の緊急来日騒動は終わりとなった。




                      平成10年7月  吉川 武


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